白髪染めのダメージ・髪の痛みが気になる、天然成分のものを使いたい!
そんな理由から、ヘナカラーに興味を持っている・使用している方も多くいらしゃると思います。
そこで、ヘナってどう使うの?市販カラーとは違うの?という方のために、
ヘナの使い方・ヘナの白髪染めのやり方をはじめ、上手に染めるためのコツなどをご紹介したいと思います^^
ヘナカラーとは
ヘナカラーとは、ヘナという植物の葉を染料にしているヘアカラーです。
ヘナはオレンジ色をしているため、ヘナカラーは基本的にオレンジ色に染まります。
中には黒っぽく染められるヘナカラーもありますが、それはヘナではなくインディゴという植物になります。
黒っぽく染めたい方向けに、ヘナとインディゴをミックスさせた商品もあったりします。
ただし、ヘナカラーとして販売されているものであっても、ヘナ100%だとは限りません。
染毛を促進させるために、他の薬品を使用しているかもです。
ですので、ナチュラルな天然ヘナカラーが欲しい場合は、『100%ヘナ』と表記されているものを選んでくださいね^^
ヘナの白髪染めのやり方
ヘナ染め前に準備するもの
ヘナ染めに必要なもの
ヘナを溶くボウル
ビニール手袋
ヘナを混ぜるハケやスプーンなど
クロス(コンビニ袋でも○)
ラップ
ヘナ染めをするために最低限必要なのは上記の5つ。
ヘナを溶くのに使うボウルは、タッパーにアルミホイルをかぶせたものでも大丈夫です。
ビニール手袋やクロスは100均で売っているものでOK。
わたしはクロスがない時は、コンビニ袋を切ってテープで貼り合わせて使っています。
要はヘナが服につかないようにすればOKです。
ラップは髪にまくので、大きめの方が使いやすいと思います^^
ヘナカラーを作る
ヘナの量はセミロングでだいたい50gが目安
溶くお湯は45℃ぐらいのぬるま湯
お湯の量はヘナの3倍ぐらい
まずはヘナをボウルに入れます。
購入したヘナに使用量が記載されている場合は、その量にしたがって入れます。
もし使用量が書かれていない場合はセミロングでだいたい50gが目安になります。
次に45℃ぐらいのぬるま湯をヘナが入ったボウルに入れます。
お湯の量はヘナの3倍ぐらいが目安ですが、購入したヘナの取説に量が書かれている場合はその量を入れます。
ヘナは高温に弱いと言われていますので、熱湯はNG。
ぬるま湯で溶いてくださいね^^
出来上がりのペーストはマヨネースぐらいの固さが目安になります。
ダマがなくなるまで混ぜ合わせれば完了です。
染める前日に作って1日寝かせると、ヘナの色素と水がよく馴染むと言われていますが、すぐ使いたい場合はそのままでもOKです^^
ヘナで染める!
ヘナペーストを塗る
↓
ラップを巻いて1時間〜3時間ほど放置する
↓
お湯でお洗い流す
ヘナペーストは乾いた髪にも使えますが、ヘナはポロポロとした質感なので、馴染みを良くするために髪を軽く濡らしておくと塗りやすくなります^^
あとは、一般的な市販カラーと同様に、髪を分けながら塗っていきます。
塗り残しがないよう、まんべんなく塗ってくださいね。
あとはヘナペーストが床に落ちたりしないよう、髪にラップを巻いたら完了です。
メーカーによって異なりますが、放置時間はだいたい1時間〜3時間程度が一般的です。
放置したあとはお湯で洗い流します。
シャンプーやコンディショナーは使用せず、お湯のみで洗い流すため、頭髪を洗いたい場合はヘナ染めの前にシャンプーを済ませてくださいね^^
ヘナで白髪をしっかり染めるコツ
まず、ヘナでしっかり染めるためには、ペーストを正しく作ること。
ヘナとお湯をしっかり混ぜ、なめらかなペーストを作ります。
そして、ヘナを髪に塗ったあとは、適度な温度を保つこと。
ヘナは温度が低いと染まりにくくなりますので、ラップで保温し、室温が低いようなら少し上げるなど、温度が低くなりすぎないようにしてくださいね。
ヘナ白髪染めを長持ち・色持ちアップさせる、色落ちを防ぐ方法は?
ヘナは酸性のため、洗浄力の高いアルカリ性のシャンプーを使うと色落ちしやすくなります。
ですので、色持ちアップには、弱酸性のシャンプーがおすすめです。
色落ちを防ぐ市販のコンディショナーなどもありますが、ヘナとの相性が良いとは限りません。
ですので、ひとまずはシャンプーのみ弱酸性のものを使用して、色落ちを防いでくださいね^^
ヘナ白髪染めのペース・間隔は?
ヘナ染めの間隔は『これがベスト』というものはありません。
トリートメントとして毎日使っても問題ありません。
白髪染め目的の場合は、白髪が気になり始めたら使い時。
自分のペースで使えばOKです^^
髪や頭皮に優しい他の白髪染め方法
ヘナ染めしている&興味があるとい方は、髪を傷めたくない方や敏感肌の方が多いのではないかと思います。
市販のヘアカラーに入っているジアミン(頭皮がピリピリするアレです)は、髪や頭皮にダメージを与え、アレルギーを起こす危険性があるので、避けたいですよね。
そこでヘナ染めに行き着いたという方も多いと思うのですが、ジアミンが入っていない白髪染めはヘナ以外にもあります。
最近、人気のある白髪染めトリートメントもそのひとつです。
白髪染めトリートメント
白髪染めトリートメントにもいろいろな種類があるのですが、ノンジアミンの無添加処方のものを選べば、髪や頭皮をケアしながら、手軽に白髪を染めることができます^^
また、ヘナは赤みのあるオレンジに染まるので、派手な色になってしまうのが恥ずかしかったり、部分染めをするとヘナ染めした部分と黒髪との色の差が気になったりしますよね。
その点、カラートリートメントはブラウン、ダークブラウン、ブラックなど、カラーバリエーションも豊富。
トリートメント成分も配合されていますので、艶が出たり、指通りが良くなったり。
髪を傷めず、できるだけ植物由来の成分を使いたい方は、白髪染めトリートメントも選択肢のひとつ。
ヘナの匂いや色味が苦手な方や、パサパサ・うねりが気になる方にもおすすめです^^
まとめ
髪は年齢とともに痛みやすく、乾燥しやすくなり、パサパサやうねりが出やすくなります。
頭皮も同様に、痛みやすくなり、髪が細くなったり、少なくなったり。
そんなただでさえデリケートになっている髪や頭皮に、白髪染めのダメージで追い打ちをかけるなんて、髪や頭皮はどうなっちゃうの?と心配になりますよね。
髪の艶は若見えの絶対条件。ハリや量も同様です。
髪や頭皮に優しいナチュラルな白髪染めで、10年先、20年先もツヤハリのある美髪をキープしましょう^^